デジハリからグルーウェブに!スクールを活用してWeb業界へ飛び込んだ話

Hashizume

こんにちは!グルーウェブでコーディング・WordPressを担当している橋爪です。
前職を退職後、Web専門スクール「デジタルハリウッドSTUDIO福岡」でWebのデザインやコーディングを学び、2018年2月にグルーウェブに入社しました。
今回は、Web専門スクールからWeb制作会社へ転職した経緯と、7年目を迎えた今の自分についてお伝えさせていただきます。
橋爪 悠(はしづめ ゆう)
2018年入社/エンジニア
大学卒業後、2016年に建築系商社へ入社。2017年に社会人向けスクール(デジタルハリウッドSTUDIO福岡)へ入校し、半年間 Web制作に必要な知識・技術を学び、2018年にグルーウェブに入社。HTML/CSSコーディングやWordPress実装業務に従事している。趣味は写真撮影で、アーリークロス グループ社内の写真撮影も担当。

新卒で営業を経験。初めての一人暮らしが自分を見つめ直すきっかけに
大学卒業後、新卒で建材系商社の営業職に就き、福岡で働き始めました。 業務はハードでしたがやりがいも多く、毎日が学びの連続でした。
入社からしばらくして、鹿児島への半年間の転勤が決まりました。
人生で初めての一人暮らしとなり、自分自身を見つめ直すきっかけになりました。
「本当に自分がやりたい仕事って何だろう?」と問いかけるようになり、ふと頭に浮かんだのがエンジニア。 当時、エンジニアとして活躍している友人の話を聞いたり、インターネットで調べたりする中で、Webサイト制作の面白さに惹かれました。元々PCが好きだったこともあり、「これを仕事にしたい!」という気持ちが膨らんでいきました。
すぐに独学での学習をスタート。 初めてHTMLやCSSを学んだときは、「このコードがどうしてこう動くんだろう?」と感動しながらひたすら書いていたのを覚えています。(HTMLのタグやCSSのプロパティを何度も書き間違えては直す毎日でした。懐かしい・・!笑)
独学での学習。順調かと思いきや・・
HTMLやCSSは言語としての難易度は比較的低いと言われています。 基本的な仕組みを理解し、単純なデザインであれば、ある程度はブラウザ上に再現することは難しくありません。(もちろんGoogle先生に頼りながらですが)最初は順調に感じ、成長している実感もありました。
しかし、学習が進むにつれて壁にぶち当たる場面が増えていきました。 例えば、一見完成に近づいたかのように思えたWebサイトが、ほんの少しコードを追加しただけで突然崩れてしまうなど。
後になって、CSSの優先順位や単純な記述ミスが原因だったと気づきましたが、当時はその原因が分からず、誰にも聞けずにもどかしさを感じたものです。
また、実務で求められるスキルのレベルがどれほどのものか分からず、不安を抱くこともありました。このまま独学で本当にプロとして通用するのか、現場で活躍するためにはどのような知識や経験が必要なのか、見当もつきませんでした。
そんなとき、社会人向けのWeb制作専門スクール「デジタルハリウッド(通称デジハリ)」の存在を知り、現役のエンジニアやデザイナーから直接学べる環境が整っていることを知りました。未経験者でも安心して学べるカリキュラムがあるとのことで、「これなら実務に必要なスキルを確実に身につけられるかも!」と思い、入校を決意しました。
またそのタイミングで、しっかり学習に集中するため、当時の仕事を退職しました。
社会人Web専門スクールで学んだこと
デジハリのWebデザイナーコースは、実務に即したカリキュラムが特徴で、未経験者でも安心して学べる環境が整っていました。
実際の案件を模した課題を通して、Adobeのデザインツールの使い方からデザインの基礎、コーディング、WordPressまで、みっちり8ヶ月間学びました。
何より現役のエンジニアやデザイナーが常駐しているため、分からないことがあればすぐに聞ける環境がとてもありがたかったです。細かい質問にも丁寧に答えてくれた講師の方々には、本当に感謝しています。
そしてグルーウェブとの出会い。スクールで学んだことを活かし、現場経験で成長する日々
ある日、デジハリの友人から「橋爪にぴったりの会社がある」とグルーウェブを紹介してもらいました。たまたま参加したWeb系の交流会でグルーウェブの代表である西と話した際、その友人の頭に私の名前が浮かんだそうです。普段から「コーディングの仕事がしたい!」と周囲に公言していたことが、こんな形でチャンスにつながるとは思いもしませんでした。
ちょうどグルーウェブではコーダーを募集しており、入社試験を経て無事入社することができました。
初めての実務経験ということで緊張もありましたが、スクールで開発に関する基礎を学んでいたおかげで、入社直後から比較的スムーズに仕事をスタートできました。たとえば、社内で飛び交う専門用語がある程度理解できていたことは大きな助けとなり、新しい知識も素早く吸収できたと思います。
また、スクールで学んだデザインの基礎知識も現場で役立ちました。たとえば、デザインデータの軽微な修正や画像の合成など、デザイナーの指示を待たずに自分で対応できる場面が増え、チームに貢献できていると実感しました。コーダーの判断でHTMLやCSSを調整する場面でも、デザインの意図を理解して対応する力が活きています。
一方で、スクールで学んだ内容があくまで「基礎」であることを、現場で改めて痛感しました。 プロジェクトごとに異なる要件やクライアントの要望、さらにチーム間のコミュニケーションやタスク管理といったスキルは、実際に現場で働かなければ身につかないものばかりです。 例えば、レスポンシブ対応の細かい調整や、JavaScriptを使った動的なUIの実装など、現場ならではの課題に直面し、その都度試行錯誤していく必要がありました。
現在とこれから
現在は入社して6年が経ちました。
最近ではHTMLコーディング・WordPress実装業務に加え、一部のディレクション業務やグループ会社の写真撮影まで担当するようになり、業務の幅がどんどん広がっています。
特に撮影は、もともと趣味で好きだったこともあり、仕事として任せてもらえるのがとてもやりがいがあります。
これからも現状に満足することなく、「できること」を増やし続け、さらにスキルアップを目指していきたいと思っています。エンジニアとして成長し続けると同時に、チームやクライアントにもっと貢献できる存在になれるよう、日々努力を重ねていきます!